第16話

同時並行で複数のプロジェクトを進めることに対する勘違いと大事なこと

いつもありがとうございます。Takuya.B(@TB_IQ)です。

先日、こちらの記事を投稿しました。

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「同時並行でプロジェクトを進める」というと“マルチタスク”というキーワードを連想する方がいらっしゃるかもしれません。そして実際に同時並行でプロジェクトを進めている人のことを超人であるかのように考えてしまいます。しかし、これらは勘違いです。必要な力はありますが、“特別な力”は必要ありません。そして必要な力は誰でも身に付けることができます。詳しくお話します!

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勘違いしがちなこと

複数のプロジェクトを同時並行で進めると言っても私たちができることは限られています。それは“目の前のタスクを処理すること”だけです。右手でけん玉をしながら左手で生クリームを作ることはできません。

厳密には“同時”に複数のタスクを処理することはできず、1つずつしか取り組むことができません。

しかし、タスク処理と切り替えのスピードが早いが故に同時にこなしているように見えるのでしょう。

先日投稿した以下の記事では私が複数のプロジェクトを同時並行で進めるにあたって気を付けていることをまとめました。

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こちらでは「長期的な見通しを立て、タスクを極限までに細分化しておく」と述べています。これで複数のプロジェクトを同時並行に進める準備が整いました。

以下で複数のプロジェクトを同時並行に進めるために必要なスキルについてお話します。と言っても、既に誰にでも備わっているスキルです。これらをどこまで高めることができるかが重要なポイントと言えるでしょう。

複数のプロジェクトを同時並行で進めるために必要なスキル

1.タスクの処理スピード

これは私が仕事や作業に取り組む上で大前提だと考えていることなのですが、タスク処理のスピードは超重要です。ここでのスピードとは素早く手を動かして作業をするという意味では無く、タスク開始からタスク完了まで一直線にタスクに取り組むことができるという意味です。タスク処理に掛かる時間の早さと言った方が適切かもしれません。

そのためにはタスクを極限まで細分化し、1つの動作でタスクが完了できるようにしておくのが望ましいです。

2.集中力

タスクを素早く処理するためには集中力が欠かせません。

私は研究や記事の文章構成を練るときなど、“考える”ときは専ら無音で取り組んでいます。しかし、単純作業においては好きな音楽(ロックやメタル系でさえ)を流すことが多いです。これは一概にはいえませんので、

その他、「5分だけダッシュ法」や「ポモドーロ・テクニック」を駆使するのもオススメです。これらは我らがjMatsuzakiさんがわかりやすく説明してくださっていますので、以下記事をご覧ください。

5分だけダッシュというタスク管理テクニックを知るだけで仕事が鬼効率化できる

久々にポモドーロ・テクニック使ったらめっちゃ集中できたんだが

 

3.瞬時にタスクを切り替える力

タスクを瞬時に切り替える力も必要です。例えば思考系のタスク(A)を終えて、単純作業系のタスク(B)に移ったときに、Aのタスクでやり残したことがあり、Bのタスクに取り組んでいる間そのことが気になって仕方がないというのでは作業効率低下に繋がります。

前節の集中力があれば、このような状況は避けられるでしょう。しかし、実際その場になると難しいものです。

タスクのやり残しをしないことがベストですが、気になって仕方がない時はメモを取って3段トレイのINBOXに入れておくと良いでしょう。

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円滑に作業を進めるために1日の内に何度かタスク調整の時間をとるのも1つの方法です。

タスクごとに瞬時に頭を切り替え、集中力を駆使し作業効率を上げていけば、複数のプロジェクトを抱えるような事態になっても上手く対処ができるはずです。

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まとめ

複数のプロジェクトを同時並行で進めるのは何ら難しいことではありません。しかし、全てを効率よく進めるためには、私たちが持っている能力を少し高める必要があるでしょう。

また、考えることが多すぎるとストレスを抱える羽目になりますので、休憩も積極的に取るようになりました。大事なのは止まらずに少しで良いから前に進むことです。心身を病んでしまっては本末転倒ですので、上記の考え方だけでなく自分のやりやすい方法も取り入れて実践することをオススメします。