より速く、より正確に前に進むために『鬼速PDCA』を読んでみた

こんにちは!Takuya.B(@TB_IQ)です。

自身の作業の進め方に疑問を感じたので、以前から気になっていた鬼速PDCAを買ってみた。

読了して感じたことは、徹底して定量化することの大事さである。目標を達成したいとき、計画を立ててタスクに落としみ実行に移すわけだが、その行動・努力が正しいのか客観的に確かめている人はどのくらいいるのだろうか。

僕は鬼速PDCAを読む以前から結果目標・行動目標(本書で言うところのKPIやKDI)を定めて、行動に移していたわけだが、まだまだ甘いと実感させられた

余談だが、最近日次・週次レビューの進め方を模索していた。以前まで取り組んでいた4行日記ベースのレビューに飽きたというのが理由なのだが、もっと効果的な方法は無いかと悩んでいるところだった。

そこで今日は鬼速PDCAの紹介も兼ねて、今後のレビューの取り組み方についてまとめようと思う。

さっそく、いってみよう!

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徹底した定量化が肝心

鬼速PDCAでは、KGI, KPI, KDIといった指標がでてくる。

KGI(Key Goal Indicator:経営目標達成指標)KPI(Key Plan Indicator:重要業績評価指標)はマーケティング用語として知られているが、簡単にいえば最終ゴールと中間目標のようなものだ。そしてKDI(Key Do Indicator)は筆者オリジナルの言葉で、こちらは行動目標のことである。

PDCAサイクルを高速を超える鬼速で回すには、これらのKGI/KPI/KDIを徹底して定量化する必要がある。そうしなければ効果的にPDCAの『CとA(検証と調整)』をすることができない。

例えば、単に『お金持ちになりたい』という夢を掲げるのではなく、『3年後には年収2000万円を達成する』と定量化する。そうすることで、現在の年収が250万だとすれば、年収を1750万円上げる必要があると具体的にわかる。そこから現状抱えている課題をクリアするための目標(KPI)を定量化し、更にそれをクリアするための定量化した行動目標を決める。

定量化することで、行動目標を達成できたか確認することができるし、自身の行動が結果(KPI)に反映されているかどうか調べることもできる。行動目標を達成したのに結果に全く反映されないということは、行動に改善の余地があるということだ。

PDCAは仮説を立てて検証するということだ。検証結果を踏まえて次の仮説を立て、実行し、検証する。このサイクルを回すことである。

日次レビュー・週次レビューに織り込んでみる

実は昨年の中頃から日次レビューを辞めていた。それまでは4行日記ベースでレビューしていたが、どうも次に活かすことができずにいた。4行日記は自身の夢や目標を潜在意識に植え付ける方法としては有効なのだろうが、実際の結果に反映されなければ意味がない

と、そんなことを悩んでいたのだが、鬼速PDCAを読んで解決した。

これからはPDCAサイクルの検証・調整作業を日次・週次のレビューで行うことにする

回すサイクルの大きさによって検証・調整の頻度は異なるだろうが、こればかりは実際にやってみないと感覚をつかむことができない。

このあたりは、また記事で報告したいと思う。

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まとめ

PDCAサイクルというフレームワークは社会人の基礎的スキルだと考えられているが、我が物にできている人はいるだろうか?本書を読めばPDCAサイクルの習得がどれほど難しいかわかるかと思う。

しかし、それと同時に習得してしまえば鬼速で目標を達成する強力な武器であることにも気づくだろう。

PDCAサイクルなんて今更かよwwwと言わずに一度読んでみることをオススメする。

というわけで、次回もよしなに!