みんな軽視しすぎ?ブログにおける『デザイン』の役割について考えてみた

こんにちは!最近、WordPressのカスタマイズばかりやっているTakuya.B(@TB_IQ)です。

『ブロガーならデザインやカスタマイズにこだわらずに、1つでも多く記事を書いたほうが良い』という意見には賛成です。ブログを始めて間もないブロガーなら、なおさらカスタマイズに時間をかけるべきではありません。

では、なぜ、わたしはカスタマイズにこだわるのでしょうか?

今日はその理由を含めて、個人ブログとデザインの関係性についてお話します!

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ブロガーがデザインより記事を優先する理由

よくブログ論などで語られている『デザインにこだわるより、1つでも多く記事を書け』というのは非常に合理的な考え方です。

アフィリエイト的観点

ブログを始めて間もないころは、当然ながらコンテンツの量が少ない状態です。もしブログで収益をあげたいと考えているなら、この状態ではGoogle Adsenseの審査にすら通りません。

それにコンテンツ量が少ないにもかかわらず、アフィリエイト広告満載のブログは著者の「金儲けしたい!」という本心が全面に押し出されてしまいます。これでは読者からの信頼もクソもありません。

ですから、まず読者からの信頼を得るためにも、良質な記事を1つでも多く書く必要があるわけです。

ブログ始めてすぐにアフィリエイト商材を全面押し売りしている人はブロガーというよりアフィリエイターです。いきなり、どこの馬の骨かもわからない人から勧められた商品を買う人は今の世の中ほとんどいません。

セルフブランディング的観点

また、ブロガーとして広く認知されるためには、ブログを通して『何をしている人なのか』を読者に知ってもらう必要があります。

例えば、雑記ブログで『オピニオン/お金/グルメ/趣味/書評』を2記事ずつ投稿している人がいたとして、その人が『何をしている人なのか』を読者にイメージさせるのは難しいでしょう。

多くの記事を書いていると、雑記ブログといえども何かしらのジャンルの記事の割合が増えてきます。わたしの場合ですと、タスク管理やプログラミングの記事に偏っています。

おそらく、このブログを読んでくださっている方は「Takuya.Bはタスク管理やプログラミングの人だ!」と認識してくれていることでしょう(そうであって欲しい←)。少なくとも「グルメの記事書いてる人だ!」とはならないハズです。

ですから、読者に『何をしている人なのか』をイメージさせるためにも記事を1つでも多く書くことは重要なのです。

文章力スキル的観点

質の高いコンテンツを作るというのは、意図して作れるものではありません。

何時間もかけて投稿した記事が全く読まれないこともあれば、10分そこらで書いた記事がバズるなんてことはよくあります。

どんなふうに記事を書けば読まれるのか、そのポイントを知り、文章の書き方を体に覚えさせるためにも1つでも多くの記事を書く必要があるわけです。

 

つまり、まとめると……

1つでも多くの記事を書けというのは、質の高い記事を量産するということ。

  1. アフィリエイトの前に読者に信用してもらうためにも重要
  2. 読者に何をやっている人なのか覚えてもらうためにも重要
  3. 質の高い記事を書くポイントを体に覚えさせるためにも重要

この他にも、デザインより記事を優先すべき理由はあると思いますが、上の3つだけでも大事なことだと分かって頂けると思います。

ブログにおけるデザインの役割

では、ブログにおいてデザインとはどのような役割をするのでしょうか?ブログにおけるデザインは大きく2つに分けることができます

① 記事本文中におけるデザイン

まずは、記事本文中におけるデザインです。これは見出しや文字装飾、フォントサイズや行間なども含むデザインのことです。

なぜ、このようなデザインをする必要があるかというと、それは『記事を読者により伝わりやすくするため』でしょう。

例えば、このような太字マーカーをつかうことで単なる太字よりも強調することができます。情報を羅列したい場合や手順を示したい場合はリストを使うことで、より読者に伝わりやすくなります。

このようにして、記事本文中のデザインは

  1. より読みやすくする
  2. よりわかりやすくする
  3. より伝わりやすくする

という3つの役割があるといえます。

② サイト全体を通してのデザイン

そして、サイト全体を通してのデザインです。これはブログ全体の見た目のことです。

例えば、

  • グローバルメニューはどこに表示させるかだったり
  • レイアウトは1カラムor2カラムだったり
  • 記事下のスペースやサイドバーをどのように活用するかだったり
  • もちろん、サイトタイトルやコンセプトカラーだったり
  • スマホでは操作しやすいかどうか
  • ……etc

このあたりはブログサイトの回遊率にも直結します。というのも、どこに何が書いてあるのかが直感的にわかるサイトって操作しやすいんですよね。スマホで見ている場合は特にそう感じます。

コンテンツの質が高ければ、なおさら「この記事も読んでみよう!」と思われる確率が高まるでしょうし、アフィリエイトの成約率にも関係するかもしれません。

さらに、ブログ全体を通して、ひと目見て『誰のサイトなのか』が伝わるようになるのがベストです。

つまり、サイト全体のデザインの役割は

  1. 読者が利用しやすいサイト構築
  2. 誰のサイトなのか認識してもらう

であると考えることができます。

記事を書くことも大事だけれど、デザインも重要

ブロガーとして記事を書くことは基本中の基本です。デザインを意識する暇があるなら、記事を1つでも多く書いたほうが良いです。

しかし、かといってデザインをないがしろにしていると、伝えるべきことが適切に伝わらなかったり、また訪れたいと思われなかったりする可能性が高まります。

ですから、ブログのコンテンツ量がある程度増えてきたら(100記事くらいあれば)、サイトのデザインを少し意識してみてはいかがでしょうか。

記事本文中の見出しや文字装飾、フォントサイズや行間をはじめ、サイト全体のレイアウト構成も変えてみる……など。

そうするだけで、読者の方に「また訪れたい!」と思って頂けるようになるかもしれません。

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まとめ

えっ?お前はデザインについて詳しいのかって?

 

全然!

 

素人です。

ですから、デザインについてこちらの本を読んで勉強中です。