第21話

タスク管理におけるモチベーションの必要性について考えてみた

photo credit: Armand K Fire via photopin (license)

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こんにちは!Takuya.B(@TB_IQ)です。

昨日、近況報告記事を投稿しました。

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こちらの記事で書いている通り、イド♂(@idomars)さんのツイートによってタスク管理におけるモチベーションについて、ここ数日間ずっと考えていました。

イドさんが仰られている東京ライフハック研究会(通称:東ラ研)での佐々木正悟さんの講演動画を拝見しまして、『葛藤』と『必然性』、そして『モチベーション』について考えがまとまったので、お話します!

▼東ラ研vol 16 佐々木正悟さん講演

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今日やると決めたことが出来ない原因

私たちがするタスク管理法の1つに『今日やることリスト』の類のものがあります。

いわゆる、「今日はこれとこれをやる!」というメモやチェックリスト、Toodledoの“今日の行動リスト”などがそうです。

[mylink id="698" title="最もシンプルなタスク管理"]

 

しかし、実際には「今日これとこれをやる!」と決めても、結局できずに1日が終わってしまうということは、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

佐々木さんは「『葛藤』と『必然性が無い』からできない」と仰られています。

タスク管理における『葛藤』とは何か?

ここで言う『葛藤』とは、タスクのバッティングのことを指しています。

例えば、タスクに取り組んでいる最中に別のタスクが割り込んでくるような状況のことです。せっかく計画立てて行動しているのに別タスクの登場によって『葛藤』が生じてしまいます

“葛藤の発生”を防ぐための方法としては割り込みタスクが発生しないよう外部との連絡をシャットアウトするのが一番です。

▼こちらの本では葛藤が発生しない時間帯として早朝をオススメしています

タスク管理における必然性とは何か?

タスク管理における『必然性』とは、簡単にいえば『やる必要があるかどうか』という意味です。例えば、私の家の冷蔵庫には納豆が常備されていますが、十分なストックがあるにも関わらずタスクリストに『念のために納豆を買う』と書いても、ここに必然性は皆無です。

また、例えば、締め切りが1ヶ月以上先のタスクを今日タスクリストに入れても、それをやる必然性はありません

外的要因と内的要因

「今日はこれとこれをやる!」と決めたにも関わらず、それができないのは『葛藤がある』ことと『必然性が無い』ことが原因です。しかし、ここには個人差があって『必然性が無い』ことをやってのける人もいますし、『葛藤』が生じても上手いことやってのける人もいます。

ここからは私の持論です。

佐々木さんの講演で語られている、これらの『葛藤』や『必然性』は全て外的要因から生まれます。これに反して「今日はこれとこれをやる!」という自分で決めたタスクは内的なものです。

イドさんは「葛藤が無ければ、頑張る必要もない」と仰られていますが、外的要因に対してはそう言えます。必然性があるタスクに取り組むにあたって葛藤が無ければモチベーション(頑張る、やる気etc)は必要ありません

しかし、例えば自身の夢や目標に関するタスクには真の意味での必然性は全くありません。ブログを書かなくても誰にも迷惑はかからないわけですし、私がピアノを弾けるようになったからといって誰かがトクをするわけでもありません。そこには真の意味での必然性はありません。

葛藤を無くすことは大前提

もちろんタスクに取り組むにあたって葛藤を無くすことは大前提です。

急用が入りそうな時間帯やシチュエーションを予め推測した上で、計画を立てる必要があります。

葛藤を無くすためにはTaskChuteがオススメです。有料ではありますが、クラウド版がオススメです。

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TaskChuteで行動ログを取り続けていると、自身の法則性が見えてきます。確実に推測することはもちろん不可能ですが、どの時間帯に『葛藤』が生じるかある程度予測することができるようになります。

タスク管理におけるモチベーションの必要性

さて、ここでタスク管理における『モチベーションの必要性』についてですが私は次のように考えています。葛藤が無いのが大前提です。

  • 必然性があるタスク→モチベーション不要
  • 必然性がないタスク→モチベーション必要

『締め切りが近い』や『今すぐ必要なものがある』など、今それをする必然性があるタスクに関してはモチベーションは不要です。やらざるを得ないのですからモチベーションなど悠長なことを言ってる場合ではありません。

これに対して自身の夢や目標などに関するタスクは必然性がありません。これらについてはモチベーションは必要です。

少なくとも私はモチベーションが低いとき、必然性が無いタスクは先送りにしてしまいがちです。

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まとめ

イドさんの仰るところの『葛藤が無ければ、モチベーションは必要ない』、『モチベーションが無くても進められるタスク管理』というのは非常に興味があり、夢のようなタスク管理術です。

しかし、私は必然性が無いことに対してモチベーション無しでは動くことができません。夢や目標に関するタスクもモチベーションありきで行動しています。

『モチベーションが無くてもタスクを進められる仕組み』というのは実現するのでしょうか、私自身、早く実現できるよう思考・実践をこれからも続けてみます!

次回は私が今試行錯誤しながら実践しているタスク管理(?)のある方法についてお話します。年内or年明けごろにお話できればと考えています。

そして、東京ライフハック研究会に早く参加したい…。