第20話

私が学生として実践してきたステップアップ学習術とは?

photo credit: Highlighters via photopin (license)

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いつもありがとうございます。Takuya.B(@TB_IQ)です。

私は大学院に進学して現在も勉学に勤しんでいますが。

 

馬鹿です。

しかし、私は何とか大学院まで進むことが出来ています。研究にも何とか取り組むことが出来ています。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで名付けるとすれば“ステップアップ学習術”という方法を用いて、私は学習に取り組んできました。今日はこの手法について詳しくお話します。

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大抵の場合は言葉の意味がわからずに詰んでいる

勉強において最も大事なことは言葉の意味を正確に理解することだと考えています。言葉の意味を正確に理解して初めて、その言葉を用いて話をすることができます。

私の中で1つ確信していることがあります。言葉の意味を厳密に理解するということは、“その言葉の意味するところを具体的にイメージすることができる”ということでは無いでしょうか?

さらに突き詰めると、“自分自身の言葉で説明することができるということ”を意味していると私は考えています。

私が塾で働いていたとき、テキストに出てきた言葉について生徒に「これってどういう意味?」と尋ねたところ、自分の言葉で説明できた人は点数が良く、うーんわからないという人は点数が悪かった。

少なくとも言葉の意味を自身の言葉で説明できた方が良いにこしたことはありません。そういうことにして話を先に勧めます。

自分の理解できるレベルの参考書を使う

私が崇拝している学習術は“ステップアップ学習術”です。これは自分が理解できる範囲、「なるほど!そういうことか!」とわかるレベルにテキストの難易度を一度下げて、徐々に理解のレベルを上げていくという方法です。

難易度の低いテキストの解説は本質的・厳密的では無い代わりに、初学者でも具体的にイメージしやすいよう噛み砕いた表現が用いられていることがほとんどです。ここでその解説を“自分なりの解釈”として定着させるのも良しですし、そこから自分で考えて「つまり言い換えるとこういうことだよな。」という具合に解釈するのも良しです。

自分なりの解釈については以下の記事で扱っています。

[nlink url="https://takuyab.com/archives/1197"]

自分なりの解釈は学習において重要です。その現時点の解釈を基準に肉を削いだり・肉付けをして、自分の解釈をアップデートしていくことこそ、厳密に理解をするために必要なプロセスです。

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まとめ

高校生の頃、私は数学の教科書に書いている内容が全く理解できませんでした。そこで本屋さんに入り浸り、自分が理解できるレベルのテキストを漁ったのを今でも覚えています。

学習において理解の飛び級はありえません。だからこそ、自分の理解力・理解できるレベルを一歩ずつ着実に向上させていく必要があります。難しそうに聞こえるかもしれませんが、これが基本です。そして誰にでも取り組むことができる方法です。成績が上がらず悩んでいる方は自分の学力を過信せず試してみてはいかがでしょうか。