昨日に引き続き、今回も私のお恥ずかしい過去をお晒しする記事になってしまいました。今週は私の“醜態を晒すWeek”としましょうか(笑)。さてさて、本日のタイトルは「無駄なプライドを捨てる」にしましたが、私が伝えたいのはこれではありません。もっと大事なことをお話します。
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プライドにまつわる経験談
無駄なプライドは捨てた方がいいです。これは私の経験からも言えることです。まずはその経験についてお話しましょう。
大学の学部時代、私は今の分野とは異なる研究室に所属していました。もちろん大学院に進学するにあたって、そのまま同じ研究室に進学したいと考えていました。大学院試で失敗し、現在の研究室に配属されたという流れです。
新たな分野。私のしたい研究は別側面からすることが出来るのでモチベーションはありました。しかし、知識に関していえば素人同然。右も左もわからない有様でした。私はほぼ独学で知識を取り入れていたので、臆することなく勉強に取り掛かりましたが、必要な知識は膨大。さらに大学院の講義もあるため、勉強は全く進まない。そんな状況でした。
そんな中、非常に親切な研究員の方からメールが来ました。その文面には以下のとおりです。
分からないことがあれば周りに相談する勇気も必要だよ。餅は餅屋。一人で維持はって殻に閉じこもっていても先には進めないよ。
このようなお言葉を頂いたにも関わらず、私はその後もまだ殻に閉じこもって一人で取り組もうとしていました。
その後、その研究員の方からはもう一通連絡を頂き、そこには以下のように記されていました。
君、そのままじゃ修士論文も厳しいだろうから、頑張らないとダメだよ。僕はもう面倒見ないから。
完全に見放されてしまいました。恩を仇で返すどころか、恩すら受けようとしない。我ながら情けない話です。
そんなこともありながら、1年間を無駄にし、やっと研究に取り組めるようになったのが、つい最近の事です。
完璧主義に死ぬか、最善主義に生きるか
タイトルの「無駄なプライドは捨てたほうが良い」のは上記の私の経験談を通しておわかり頂けたと思います。しかし、私は決して同情して頂きたいわけではありません。
本題に移りましょう。
おそらく研究員の方が私に伝えたかったことは、プライドを捨てろとか殻に閉じこもってても意味が無いということなのでしょうか?
彼が伝えたかったことは「完璧主義を辞めて最善主義で生きろ」ということだったのだと思います。
右も左も分からない土地で、地図だけで目的地にたどり着くのは困難です。困ったら人に聞くのが一番です。大阪の梅田や東京の新宿を例にするとわかりやすいでしょうか。
「餅は餅屋」です。わからないことは専門家に聞くのが一番です。職場なら上司や先輩に聞くのが一番です。
研究はスピードが命とよく耳にします。彼は結局のところ私に「完璧主義に死ぬか、最善主義で生きるか」という大事なことを教えてくれたのです。
まとめ
プライドを持っていても損をすることはあっても得をすることは無いでしょう。「餅は餅屋」。困ったときは人に頼るのが良いです。完璧主義に生きても時間が無情にも過ぎ去っていくだけです。先に進みたければ完璧主義よりも最善主義。これは鉄則です。
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