第9話

 ImageMagickを使ってHEIC形式のファイルを変換する

こんにちは!たくお(@TB_IQ)です。

iPhoneで撮った写真は自動でGoogleフォトに同期するようにしているのですが、ブログ記事に使おうとGoogleフォトから写真をダウンロードするとHEICという拡張子となっていました。

そこで今日はImageMagickを使ってHEIC形式のファイルをjpegなど任意のファイル形式に変換する方法について解説します。

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ImageMagickのインストール方法

ImageMagickのインストールはhomebrewを使うのが手っ取り早いです。

homebrewのインストールがまだの方は以下を参考にしてください。

ターミナルで以下のコマンドを入力してください。

brew install imagemagick

正常にインストールされているかどうかは以下コマンドで確認できます。

magick --version

バージョンに関する情報が表示されればOKです。

ImageMagickを使ってファイル形式を変更する

ImageMagickを使ってファイル形式を変更するには、ターミナルでコマンドを使います。

以下は input.HEICoutput.jpg に変換する場合に入力するコマンドです。

magick input.HEIC  output.jpg

参考:私の使い方

iPhoneで撮影した写真のファイル名は IMG_1234.HEIC という形式なので、以下のようなシェルスクリプトを作成しています。

#!/bin/sh

input_id=$1
input_ext=${2:-HEIC}
output_ext=${3:-webp}

input_file="IMG_${input_id}.${input_ext}"
output_file="IMG_${input_id}.${output_ext}"

# 入力ファイルが存在しない場合はエラー
if [ ! -f "$input_file" ]; then
	echo "エラー: 入力ファイル $input_file が存在しません。"
	exit 1
fi

# 変換処理
magick "$input_file" -resize 1280x "$output_file"

#rm "$input_file"

モザイク処理などが必要な写真もあるので、デフォルトで.webpとし、任意のファイル形式にも変換できるようにしました。

ブログで大きなサイズの写真は使いませんから、横幅1280pxにリサイズする処理も挟んでいます。

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おわりに

ブログを書くモチベーションが高いのに、毎回ブラウザ上での変換ツールを使うのが煩わしかったので、これでかなり楽になりました。

ImageMagickは重いという記事も散見されますが、今のところ上記の使い方で重いと感じたことはありません。

これで少しはブログを投稿する頻度が増えれば良いのですが。。。

というわけで、次回もよしなに!