第1話

働くことについて(少し)本気をだして考えてみた

 

4月になり大学院修士課程2年生になりました。私は「修士論文に向けて研究頑張るぞ!」と意気込んでいますが、私以外の同期は皆就活でそれどころでは無いみたいです。そうです。私は就職する気がありません。

 

将来を見据えて、「働くとは?」というテーマについて少し考えてみました。

 

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アルバイト時代の苦悩

大学生活が始まって早6年。私も様々なバイトをしてきました。そして今年3月に1年以上続けていたカフェ店員のバイトを退職しました。ありがとうございます。これで研究に専念できます。

 

さて、私がアルバイトをしていた頃の話です。通勤途中、私は常にこう思っていました。

 

 

「あぁ、行きたくないな〜」

 

 

なぜか私が勤めていた職場は(塾も居酒屋もカフェも)精神的な病に冒されて退職される方が多かった。おそらく大半が人間関係が原因だと思います。私も苦手な上司や先輩に悩まされていました。

 

職場での人間関係はもちろん大事です。でも私が仕事に行きたくない理由は他にありました。

 

 

仕事が全く楽しくない

 

 

そりゃそうです。好きでも何でもない、ただのお金を稼ぐ為だけの仕事をしていたのですから。仕事にやりがいを感じるように努力はしました。その結果、「やりがい」は感じれるようになりましたし、忙しい店内を上手く回したときや、スムーズにフードを作れた時には達成感を得ることも出来ました。

 

 

しか私の中のソレは、仕事を楽しんでいるとは言えませんでした。

 

なぜ、働くのか

アルバイトの立場ながら私はその時に考えました。

 

なぜ私は働いているんだろう。と。

 

働く理由を探しても私には「お金を稼ぐため」以外に答えは見つかりませんでした。

 

 

「これでは仕事が楽しめるはずがない。好きじゃないんだから。

 

 

私は気付きました。そうです。が足りないのです。仕事に対して愛情が全く足りていないのです。

 

仕事は人生の半分以上、自分と共に連れ添うパートナーです。家族と同じです。そのパートナーに愛情を注げないのであれば、楽しいはずがありません。

 

何のために、働くのか

以上を踏まえた上で、私なら「自分が楽しむために働いている」と答えます。確かにお金を稼ぐためでもあり、家族を養うためでもあります。でもまずは自分が楽しめる仕事で無ければ私にとって働く意味がありません。

 

 

 

「将来、自分が楽しめると思う仕事は何だい?」と尋ねられれば、「研究職」と答えます。

 

 

「君の実力じゃ研究者として食っていけねえよ。もっと現実的に考えよう」と諭されれば、「『寝言は寝て言え』ということですね、その言葉そっくりそのままお返しします。」と微笑みながら言うでしょう。

 

 

 

何のために働くのか。それは自分のため。

 

 

そして働くという言葉を忘れてしまうくらい楽しもう。

 

 まとめ

実は私、就職や将来の自分についてはあまり考えていません。5カ年計画にはそれなりに計画を立てているのですが、仕事に関しては空白のままでした。でも、私は研究をするために大学院まで進学しましたし、将来も「誰も知らないことを知るため」に研究を続けるつもりです。

 

この記事の執筆中、仕事を楽しむにはどうすればいいか真剣に考えました。

 

ブラック企業云々で騒がれている昨今、同期の皆は本当に自分が楽しめる仕事に就いて欲しい。心の底からそう思います。

 

 

 

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