第2話

gnuplotで描画できる関数をまとめてご紹介!~実際のグラフ付~

こんにちは!Takuya.B(@TB_IQ)です。

先日、グラフ描画アプリケーションのgnuplotをmacにインストールする方法を紹介しました。そこで、今日は実際にgnuplotでプロットすることができる関数の数々を紹介いたします!

gnuplotをMacにインストールする方法はこちら!

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基本的な関数

関数のプロットは

plot xxx

と入力します(xxxに各関数を記述する)。詳しく見てみましょう。

\(y=x\) のグラフ : plot x

\(y=x\)のグラフのプロットする場合は

plot x

と入力します。

\(y=x^{2}\) のグラフ : plot x**2

\(y=x^{2}\) のグラフをプロットするには

plot x**2

と入力します。ここで [ ** ] は指数を表します。この場合であれば二乗を意味しています。以降、3次関数、4次関数を見ていきますが、指数を表す場合はこの ** を用いますので、ご注意下さい。ちなみに

plot x*x

でも同様の結果を得ることができます。以下、関数を表示するためのコマンドと実際に表示したグラフのみを掲載します。

\(y=x^{3}\) のグラフ: plot x**3

plot x**3

\(y=x^{4}\) のグラフ : plot x**4

plot x**4

三角関数

gnuplotでは三角関数も表示させることができます。

\(y=\sin(x)\) のグラフ : plot sin(x)

plot sin(x)

\(y=\cos(x)\) のグラフ : plot cos(x)

plot cos(x)

\(y=\tan(x)\) のグラフ : plot tan(x)

plot tan(x)

おっとノコギリみたいになってしまいました。$-\frac{\pi}{2}<x<\frac{\pi}{2}$ の定義域を$$に変更すると、以下のように高校数学の教科書に出てくるようなグラフになります。

別記事で詳しく紹介しますが、x軸・y軸の幅を変更する際は

set xrange[-pi/2:pi/2]
set yrange[-3:3]

のように入力します。

逆三角関数

\(y=\arcsin(x)\) のグラフ : plot asin(x)

plot asin(x)

\(y=\arccos(x)\) のグラフ : plot acos(x)

plot acos(x)

\(y=\arctan(x)\) のグラフ : plot atan(x)

plot atan(x)

指数関数・対数関数・平方根

\(y=e^{x}\) のグラフ : plot exp(x)

plot exp(x)

\(y=log_{e} x\) のグラフ : plot log(x)

plot log(x)

\(y=log_{10}x\) のグラフ : plot log10(x)

plot log10(x)

\(y=\sqrt{x}\) のグラフ : plot sqrt(x)

plot sqrt(x)

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まとめ

本日はgnuplotで描画できる関数の数々を紹介しました。次回はgnuplotの設定についてお話します。