こんにちは。Takuya.B(@TB_IQ)です!!
プログラミングを独学し始めて早いもので1年が経ちました。言語を問わず、プログラミングの学習をすすめる上でまず抑えておきたいポイントが4つあります。これはおそらくほとんどのプログラミング言語に共通するポイントだと思うので、これからプログラミングの学習を始めようと考えている方は是非参考にしてみてください!
それでは早速4つのポイントを解説いたしましょう!!
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1. 文字出力
まず始めに文字出力です。おそらくほとんどのテキストの第1章では文字出力で『Hello,World!!』を出力する簡単なプログラムがサンプルコードで載っています。文字出力は基礎中の基礎です。
例えば、C言語では主にprintf関数を使って出力します。Objective-CであればNSLog、swiftであればprintで文字出力をします。
//C言語 printf("Hello,World!!\n"); //Objective-C NSLog(@"Hello,World!!\n"); //swift print("Hello,World!!")
文字出力ができなければ、次節の演算処理の結果を表示することもできませんし、デバッグの作業すらできません。繰り返しますが、文字出力はプログラミングの基礎中の基礎です。
2.演算処理
次に演算処理です。せっかくプログラミングをしているのにプログラムに演算させなければ意味がありません!
基本的に演算は四則演算だけで十分です。C言語であればmath.hというヘッダーファイルを使うことでsin,cosやlogなども使うことができますが、他の言語だとどうなのでしょう…。
高度な数学関数の使い方は置いておいて、最低限必要なのが四則演算です。
//四則演算の計算(C言語の場合) c = a + b; //和 c = a - b; //差 c = a * b; //積 c = a / b; //商 c = a % b; //余り
ここまでの文字出力と演算処理はシンプルかつ実用的なプログラムを作る上で最低限必要な知識になります。これでプログラムに計算をさせて結果を出力させることができます。
3.条件分岐
ここから少しだけ難易度が上がります。プログラムに演算させて結果を出力させることができても、場合によっては演算結果によって異なる文字を出力したい時もあります。そんなときに使うのがif文で、条件分岐という概念です。
//if文 (C言語の場合) if(a<b){ printf("aの方が小さい\n"); } else { printf("bの方が小さい\n"); }
C言語のif文はこのように書きます。あらかじめ入力しているa,bの値の大小によって出力結果を分岐させています。条件分岐という概念を巧みに駆使することで、複雑なプログラムは構築されています。
そこまで複雑ではありませんが、私もこちらのプログラムを作ったとき条件分岐が多すぎて頭がパニックになりました。
[nlink url="https://takuyab.com/archives/2795"]
4.反復処理
さて、最後に反復処理です。これはC言語ではfor文などがそれにあたります。
//for文 (C言語の場合) for(i=0; i<5; i++){ printf("%d\n", i+1); }
プログラムは一回だけ動かして終わりということは少なく、ある程度同じ操作を繰り返すことが多いです。例えば、私が研究で作っているプログラムは数十万の天体データ同士の組み合わせ(これだけで百万回以上計算させなければならない!)の数だけ複雑な計算をfor文でループさせています。これだけで気が遠くなる計算も30分くらいで終わらせてくれるので便利です。
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まとめ
本当にプログラミングを初めて勉強する人は何をどう抑えたら良いのかわからないと思います。実際、これらの4つのポイント以外にも大事なことはあります。配列や関数、ポインタや構造体…。しかし、今回お話した4つの基礎的なポイントを抑えているだけで、ある程度のプログラムは書くことができます。
この4つのポイントをまずは抑えて、プログラミングという楽しい世界にどっぷり浸かってみて下さい!!