『やらない言い訳』を『やる言い訳』にシフトさせるための実体を作ろう!

こんにちは。Takuya.B(@TB_IQ)です。

今日は私自身への戒めの意味も込めて『自分に対する甘さ』についてお話します。

"やらない"ための言い訳から"やる"ための言い訳にシフト

私たちのやりたいことが上手くいかないほとんどの原因は自分自身にあると言ってよいでしょう。

なぜなら、私たちは“今できない”という言い訳をしてしまうからです。それは眠い/疲れている/モチベーションが上がらないというものかもしれません。もしくは自分には才能が無いから/環境が整っていないから/最高のツールを持っていないからというものかもしれません。

後者の言い訳に関しては自分に対する甘さどころの話ではなく、全てを周囲に委ねている受身的な考え方なので、そういう方はまず主体的に行動をする習慣を身につけると良いです。

主体的に行動しているにも関わらず、前者のような(眠い/疲れているetc)という言い訳をしてしまう方も多いのではないでしょうか?私自身その1人です。

私たちは自分に甘いが故に“やらない”ための言い訳を多く持ち合わせています。しかし、それに反して“やる”ための言い訳はほとんど持ち合わせていません。仮に“やる”ための言い訳を持っていても、全く機能しないことがほとんどです。

“やらない”ための言い訳を辞めて、“やる”ための言い訳をし、それを実際に行動に移すことができれば、夢だろうが目標だろうが計画だろうが上手くいくに違いありません。行動が全てです。言い訳のシフトを行うことで私たちは臨むべき結果を得られるはずです。

“やらない”ため言い訳は実体が原因!?

しかし、なぜ“やる”ための言い訳は上手く機能しないのでしょうか?

そこには実体の有無が関係していると私は考えています。

現時点でやらない為の言い訳を言うのは簡単です。眠いから。疲れているから。気分が乗らないから。これらは私たち自身の心身と強くリンクしています。実際に眠いから作業に集中できないこともあるでしょうし、疲れているから動きたくないということはよくあることです。現在の自分(=実体)が“やらない”ための言い訳の原因になっていることは言うまでもありません。

その反対に“やる”ための言い訳は実体がありません。その大半は未来のことだからです。例えば、禁煙しようと宣言しても、『病気になったから(=病気という実体)禁煙する』というのは行動に繋がりやすいですが、『病気になりたくない(=現時点なにも問題はない)から禁煙する』というのは全くもって行動に繋がりません。

レポート提出の例についても同様です。『〆切が近いから(=このままだと間に合わないという実体)レポートを仕上げる』というのは行動に繋がりやすいですが、『〆切までまだ2週間もある(=全然余裕じゃん)けどレポートを仕上げよう』というのは行動に繋がりにくいです。

私たちは未来の自分のことを過大評価してしまいます。人はそれを希望と呼ぶのかもしれませんが、悪く言えば単なる妄想です。

“やる”ための言い訳を機能させる実体づくり

それでは“やる”ための言い訳を機能させる為にはどうすればよいかというと、“やる”ための実体を作ってやれば良いのです。

上では病気になっていないから〜とか〆切まで時間があるから〜という言い訳の例を使いましたが、実際私たちが多用する“やらない”ための言い訳は眠いから〜/疲れているから〜/モチベーションが上がらないから〜etcというものです。

これらを“やる”ための言い訳にシフトさせるための実体を作る必要があります

以下の3つの場合は比較的簡単にシフトさせることができます。

眠いから〜 → 眠くないから〜 へシフト

眠いから行動できないのであれば、さっさと寝ましょう。はよ寝ろ。

疲れているから〜 → 疲れていない〜 へシフト

疲れていて行動できないのであれば、気分をリフレッシュさせましょう。ゲームでもして気分転換してください。

モチベが上がらないから〜 → モチベが上がっているから〜 へシフト

モチベが上がらず行動できないのであれば、好きな音楽や動画を再生してモチベーションを上げましょう。音楽を聞きながら作業するのもありです。

ダラダラは禁物

しかし、例えば私たちは眠いから寝る・疲れているからゲームでリフレッシュ・モチベが下がったから動画を見てモチベUP…といっても、ダラダラとしてしまいます。皆様経験があるかと思いますが、眠いからといって寝過ぎれば疲れますし、長時間ゲームをしても疲れます

これらのシフト案はダラダラやっても効果はありません、時間の無駄です。

私はダラダラになってしまったらとりあえず寝るようにしています。もちろんアラームを掛けて。実際に今も19時頃に昼寝(?)から目覚めて執筆しています。モチベーションが上がりましたからね!!

3つの例では足りませんが、“やらない”ための言い訳を“やる”ための言い訳にシフトさせるために、自分なりに考えて実体を作ってみるのが最善策なのかもしれません。

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まとめ

私たちは自分に甘いが故、“やらない”ための言い訳を持ち合わせています。その反面、“やる”ための言い訳は全く持ち合わせておらず、また全く機能しないことがほとんどです。

その背景には自分自身の心身の状態(=実体)が強く作用しています。

今回は実体=自分の心身とお話しましたが、これは自分の置かれている状況かもしれませんし。どちらの場合にしても“やる”ための言い訳の背後に潜む実体を作り上げなければ、「やろう!」と思っても思うだけで終わってしまいます。

どうして上手くいかないんだ、どうして行動に移せないんだ!と嘆くのであれば、どうすれば行動に移せるのか、どうすれば上手くいくのかを考え、そのための実体の作り方を身に付けてみてはいかがでしょうか?