こんにちは!Takuya.B(@TB_IQ)です。
本日はMacのターミナルでJavaScriptを実行するためのJSCコマンドを使えるようにする方法をご紹介します。
また、巷にこの方法に関する記事は結構転がっているのですが、そのほとんどがMacOS 10.15 Catalina
(以下、Catalina) 以前のもの。
実はCatalina以前と以後で仕様が変わっています。
ですので、本日は2020.12月時点最新のMacOS 11でもJSCコマンドを使えるようにする方法をご紹介します。
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Catalina以降ではJSCコマンドのパスが異なっている
JSCコマンドがインストールされているパスは Catalina 以降で変わりました。
# MacOS 10.14 まで
/System/Library/Frameworks/JavaScriptCore.framework/Versions/A/Resources/jsc
# Catalina以降
/System/Library/Frameworks/JavaScriptCore.framework/Versions/A/Helpers/jsc
ですので、MacOS 10.15
もしくは MacOS 11
では以下のようにパスを通してください。
// パスを通す
$ cd /usr/local/bin
$ ln -s /System/Library/Frameworks/JavaScriptCore.framework/Versions/A/Helpers/jsc
これでJSCコマンドのパスを通すことができました。
最後に jsc --help
で正しくパスが通っているか確認してみましょう。
このように表示されればOKです。
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あとがき
本日はJSCコマンドをMac最新版で使えるようにする方法をご紹介しました。
Catalina以前と以後とでパスが異なっているなんて、公式でも説明していないので戸惑ってしまいますよね。
「JSCコマンドが無くなった?」という方は是非、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
というわけで、次回もよしなに!