こんにちは!Takuya.B(@TB_IQ)です。
本日から不定期でC言語のプログラミング講座を始めてみます。目的は自身のC言語の理解を深めること、そして読者の方にプログラミングの楽しさを知ってもらうことです。
嘘です。ただ自分が忘れたときの為用です( ・´ー・`)
最初は覚えることが多くて苦労することも多いかもしれませんが、一度身につけてしまうと日常生活において必要なことはプログラミングで解決することだって可能です。
ちなみにコンパイラ関連に関しては無知なので、Macのターミナルでgcc使ってコンパイルしてます。Windowsならコマンドプロンプト開いてbcc32とかでコンパイルできるはず…。
それでは早速、第1話目を始めます!
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Contents
何もしないプログラムとは?
まず始めに何もしないプログラムを作ってみましょう。「なぜ何もしないプログラムを作るのか?」という疑問に思うかもしれませんが、目的はmain関数の役割を知ることです。
後述のサンプルコードをコンパイルして実行して何も表示されなければOKです。Macのターミナルを使っていると上の画像のようになります。
サンプルコード~何もしないプログラム~
#include <stdio.h>
int main(void)
{
return 0;
}
まずはこのサンプルコードをテキストエディタなどで保存して下さい。C言語のファイルなので保存する時は ファイル名.c
としてください。
コンパイルする際は, Macであればターミナルを開いて
gcc test.c //ファイル名が test.cの場合
と入力してコンパイルします。そして、
./a.out
と入力してプログラムを実行して何も表示されなければOKです。
解説
ヘッダーファイルの読み込み
C言語のプログラムは始めに必ずヘッダーファイルを読み込ませなければなりません。これはある意味、プログラムを動かすための魔法の呪文のようなものです。
#include <stdio.h> //ヘッダーファイルの読み込み
今は難しい話をするつもりはありません。「<stdio.h>
というヘッダーファイルを#include
で読み込ませるんだな」くらいに覚えておきましょう。
main関数
今回の主役“main関数”です。C言語を扱う場合、この中にコードを書いていきます。C言語における主役です。会社に例えるなら会社という組織そのものです。この中に色んな役割を任された社員が入ります。
int main(void) //int main()としてもOK
{
return 0;
}
ここで void
は日本語に訳すと"空"という意味なので、このカッコの中は何も書かなくても同じ意味となります。
このint main(void)
から始まり }
までがmain関数です。
今はmain関数の形だけ覚えておきましょう。
プログラムの終了を示す return 0;
main関数の中にある return 0;
という文字。これがプログラムの終了を意味しています。このreturn文の文末のセミコロン(;)は忘れないようにしてください。
return 0; //プログラム終了の合図です!
このreturn文は省略することは現行のC言語では可能なのですが、省略する必要もありませんので、“プログラム終了の合図!”として覚えておきましょう。
main関数の役割とは?
main関数とは上述の通りC言語プログラムにおける主役です。C言語の学習を進めていくと、ユーザー関数という自分で作った関数を扱うようになります。しかし、C言語プログラムの主役はmain関数です。これは未来永劫変わることは無いでしょう。
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まとめ&次回予告
今回のおさらいです。
- プログラムの始めに<stdio.h>というヘッダーファイルを#includeで読み込ませる
- main関数はC言語プログラムの主役
- return文がmain関数終了の合図!
次回は文字出力~printf関数~について説明します!